ツーリングに必要・あれば安心アイテム14点を紹介します。
梅雨が明ければ、本格的な夏到来!夏休みを使って、ロングツーリング・ショートツーリングに行く人も多いのではないでしょうか?
初めてツーリングに行く人は何を持っていたらいいのか迷うことも多いと思います。
私は学生の頃よりツーリングを行っており、貧乏学生だったので極力お金を掛けたくないと思いから、様々なものを使用してツーリングを行ってきました。
そこでバイク歴24年、様々なトラブルに見舞われながらも楽しくショート&ロングツーリング経験者から、痒い所に手が届くツーリングにあると便利なグッツについて紹介したいと思います。
ツーリングの持ち物
①シートバッグ ②グローブ ③レインコート ④透明なビニール袋 ⑤サイドバッグ ⑥スマートフォンホルダー ⑦ブーツ ⑧ジャケット ⑨サイドスタンドエンド ⑩ブーツレインカバー ⑪工具 ⑫バイクロック ⑬タオル ⑭その他
これだけあればかなり余裕のツーリングを楽しむことが出来ます。徐々にそろえていくのもいいですし、最初から全部そろえておくのも良いと思います。
良いものは長持ちしますし、ツーリングに行く回数が多ければ、最初からそろえておく方が、体の負担も少ないですし、お土産なども安全に持ち帰ることが出来ますよ。
今回は、回数を前半・中盤・後半に分けて、私がお勧めするものを番号順に紹介していきたいと思います。
シートバッグ
今まで24年で、シートバッグ、タンクバッグ、ツーリングネット・リュックサック・肩掛け鞄など様々試してきました。
・タンクバッグ
強力なマグネットを使用してタンクに張り付けるので、タンクに細かい小傷が入ることがあります。特に砂地や火山灰などがある場所を走る場合は取り外し要注意ですし、地面に置くと砂鉄がつきます。その状態でバイクに装着すると・・・・!想像つきますよね。
・ツーリングネット
軽量コンパクトで大変便利なのですが、荷物を固定するにはかなりきつめにネットを張らなければ、走行中に振動で荷物がずれます。
ネットを固定するフックはプラスチックが多く、長期間使用すると劣化で、割れたり折れたりします。フックの止め方が甘いと、走行中に荷物がずれるという大問題が発生します。高速道路走行中はかなりヒヤヒヤします。
ロングツーリングではネットをきつめに張るので、バイクに接触している面はダメージが大きいです。きつめに固定した状態で走行するので振動で、ネットが擦れ、リアカウルは塗装が薄くなったり、傷が入ったりします。
・リュックサック
非常に便利なのですが、長時間背負うと、肩に負担がかかり、疲労度が高いです。それに、夏は蒸れます。乾燥すると汗の匂いが漂ったりもします。雨がふると、肩ひもを通って、雨が浸透してきますので出来れば、背負わずに運ぶ方が良いと思います。
・肩掛け鞄
NGです。高速走行では、鞄がパタパタするし、知らない間に鞄が開いていたり、トラックなどが通過するときに巻き込まれる可能性もあります。片方の肩に荷重が持続してかかるので疲労度もかなり大きいです。
タナックスのツーリングバッグはめちゃめちゃ便利です。固定方法が女性でも超簡単なベルト固定式です。私はZRX1200DAEGに乗っていますが、リアのサスペンションに固定ベルトの輪っかを二カ所取り付けます。純正荷掛けフックに、残りの二本の固定ベルトを取り付けます。たったそれだけで、抜群の固定力です。ほとんど動きませんし、安定しています。
材質も撥水性の素材を使用していますので雨がしみ込みにくいです。しかもレインカバー付きです。ちょっとの雨なら撥水性が優れているのでレインカバーは不必要です。高さは200mm横370mm縦300mmとサイズも大きすぎず丁度いいです。ファスナーを開けることで、横幅が7cmずつ拡張し容量が19Lから27Lになるのも魅力の一つです。
バッグの開け口は大きく開くような形になっており、メッシュポケットがついています。ツーリングマップやハンドタオルなどを取り出しやすい位置に収納することが出来ます。
バッグの中には荷物を固定するベルトもあるので、お土産や割れ物などはタオルでくるんで上手く固定することも可能です。左右にはドリンクホルダーもついており、紐を引っ張ることでがっちり固定することが出来ます。
サイドの小物入れも便利で、目薬や財布・日焼け止め・デジカメなど、小物を収納することが出来ます。ただし、夏は高温になるので、ハンドタオルなどで覆うような形で収納するのが良いです。わざわざバッグを外すことなく小物が取り出せるので大変便利ですよ。
色は迷彩柄、黒の単色。留め具のゴムが赤色などを選択することが出来き、個性を出すことも出来ます。
サイズですが、19-27Lで十分です。それ以上になると、鞄が大きくなるので、ツーリング先での持ち運びがストレスとなります。ホテルなどで宿泊する場合、鞄を室内まで持ち運ばなければなりません。大きすぎると取り付けも面倒ですし、持ち運びも億劫です。
??足りないのでは??と思う方も多いと思いますが、リュックサックを別に持っていけばいいだけなので安心して大丈夫ですよ。リュックはツーリングバック上部にゴム紐がついていますので、そこに挟み込んで、リュックの固定ベルトをバッグに挟み込めば、ぐらつくこともありませんし、走行中に外れることもありません。出来るだけ旅先はコンパクトにすることが、ツーリングを楽しむ秘訣です。
グローブ
ツーリングではメッシュ地の通気性が良いもの、手首までのショートグローブがお勧めです。レーシンググローブや革製の製品は通気性が悪く、蒸れるし、とにかく暑い!それに、雨にやられると、乾くのに時間がかかるし、濡れた状態で装着していると、手先がフニャフニャになります。
転倒時や、走行中の飛来物から手を守ることはとても重要です。私は過去に、小石や、甲虫が当たったことがあり、グローブの大切さを痛感しています。その為、指の関節や、甲の部分にナックルガードが付いているグローブを選ぶことをお勧めします。
グローブを装着したままスマホが操作できるものを選ぶのも重要です。ちょっと道を調べたりするときにグローブを取り外さなくて済むので、操作が出来ると非常に便利ですよ。
脱着が簡単なマジックテープ付きの方が便利です。高速道路の料金所でETCが付いていない場合や、有料道路で現金を取り扱う場合、脱着が容易でないと、後続車に迷惑がかかることもあります。グローブをしたまま、小さなものを出したりするのは、案外難しいです。その為ボタン式は、外すのに時間がかかるのでお勧めできません。
グローブはメッシュ・ナックルガード・スマホが操作できるものであれば、どのメーカーでも大差はありません。好きなデザインを選んで良いと思います。ただしあまり安価なものを選ぶと、生地がほつれたり、マジックテープ部分のボンドが剥がれたりしますので、相場の値段である5000円前後の物を購入した方が良いと思われます。