ゴーヤ 趣味

ゴーヤを種から育てる方法・夏休み自由研究

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沖縄では欠かせない野菜といえばゴーヤ。独特の苦味が料理やつまみに合い、人気野菜の仲間入り。有名な料理といえばゴーヤチャンプルーですよね。

ゴーヤは栄養価に優れた野菜で加熱してもビタミンCがしっかり摂れ、疲労回復や感染症の予防、またコラーゲンの生成を助けてメラニン色素の過剰生成を抑え、肌荒れ防止にも効果があると言われています。 苦味成分のモモルジシンは消化液の分泌を促す働きがあり、胃腸の粘膜を保護し、胃腸を刺激して食欲をわかせるなど、夏バテを防ぐ力になってくれますし、味覚障害がある方でも、ゴーヤの苦みを感じることができ美味しく食べることができたという野菜です。そんなこともあり全国で食べられるようになったそうです。

ゴーヤはつるが伸びるので、栽培には支柱が必要となります。

種まき5月~6月
収穫月7月中旬~9月初旬


ゴーヤは最初は緑色なのですが、熟すと黄色になります。黄色い状態を放置しておくと実が割れて
中から赤い果肉に包まれた種が出てきます。
中の種は、洗って乾燥させて封筒などに保存しておきます。

この赤い果肉は食べることが出来、とても甘くておいしいです。ゴーヤの苦みとは反対にフルーツのような味がしますよ。

種まき


乾燥させていたゴーヤの種を発芽しやすいよう尖った部分をニッパーや爪切りなどで切り落とします。

切り取ったら直径12cmのポリポットに1cm程度の深さに押し込みます。
土を優しく種にかけじょうろでたっぷりと水をまきます。
※土は種まき用を使用します。

発芽


ポリポットを使用して種をまいても、残念ながら全ての種が発芽するわけではありません。
発芽する種のあれば、ほとんど発芽しない植物もあります。

基本的には、育てたい株の数よりも多くの種をまきます。そうすることで発芽する確率をあげていきます。
24穴のトレーや36穴のトレーもあるので使用することで効果的に発芽を観察することが出来ます。

間引き


そもそも間引きとは?と思う方もいると思います。

間引きとはたくさん生えた新芽の中から、生命力が強い(生長が早く、太い)ものを選び、それ以外の若い芽は土から引き抜く作業をいいます。
苗の風通しがよくなり、病気や虫などの被害から苗を守ることになります。

発芽したら成長が早く、勢いがよい苗を残して、ほかは引き抜きます。
間引きのやりかたは、無作為に引っこ抜いては残す苗にダメージを与えてしまうので、残す苗は根元を手で押さえ浮き上がらないように引き抜きます。

苗が大きくなり、根を引き抜こうとしても絡んでしまい、なかなか抜けない場合は、根元をハサミで切ったり、スコップで掘り起こして引き抜きます。

ここまでのおさらい

ゴーヤを種から育てることは、そんなに難しいことではありません。
ここまでは種を獲り、乾燥させ次の年に植え付け、発芽から間引きまでの流れを紹介しました。
次回は苗の植え付けから収穫までを記載していきます。

素人おすすめ園芸用品

ポリポット:塩化ビニールで作られた植木鉢のことです。昔は黒色のみで、主に農家の方が出荷するために作られてそうです。塩化ビニールなので大変柔らかく軽いので、苗を販売するときや、種から植物を育てるときなどに幅広く使われています。
私がおすすめなのはカラーのポリポットです。自宅での栽培がお洒落になり飼育意欲を掻き立てます。
カラーによって分けることで、どの種類の植物を植えたのかがわかりやすくなる視覚効果もありますよ。
楽天で購入すればポイントもつきますし一石二鳥ですね!
苗トレー
1つずつ仕切られている育苗箱です。変形しなくて分厚いトレイは一定の圧力に耐えられる上に、土壌流失と過量の水分吸収を防ぎ、高い出芽率も保証できます。
異なる植物を同じトレー内で育てられます。どの種類を植えたか区別できるように、名前を書いたピックを用意しましょう。

カバーと防水アンダートレイがあって、熱量が土壌に浸透しやすく、一定の温度を保つことができるだけでなく、周囲も汚さずに観察できます。
害虫から苗を守ることが出来、場所も取らないので植物の成長を見守る理想的な室内栽培ツールとも言えます。夏休みの自由研究においては観察がしやすいメリットがあります。




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