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ツーリング向きの中型バイク/バイクの特徴/ロングツーリングの疲れ方/バイクの収納/バイクのメリット・デメリット

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もうすぐ本格的な夏が到来しますね。夏休みなどもあり、いよいよツーリングの本格的なシーズン到来です。この時期にバイクの免許を取得するかたも多くいると思います。
私はバイク歴24年で、原付から大型バイクまで、いままで13台のバイクに乗り、全国をツーリングしてきました。
そこで今回は、初心者がわかる、中型バイク種類別特徴とツーリングでの感想・バイク種類別の収納について記載していきたいと思います。

国内メーカーには、ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキのバイクがあります。

タイプも、ネイキッドタイプ・ツアラータイプ・レプリカタイプ・モトクロスタイプ・ビッグスクータータイプ・アメリカンタイプ・ビンテージタイプとさまざまで何がいいのかと色々悩んでしまうと思います。

簡単にわかるタイプ別特徴

詳しいことは、さておき、誰でもわかる超簡単なタイプ別特徴を紹介します。

ネイキッドタイプ:教習所で使用されている変速シフトが付いているバイクです。バランスもよく、燃料タンクの大きさも丁度いいです。シート下に荷物用のスペースがあります。

ツアラータイプ:ツーリングをすることを重視し作られてカウル付きバイクで、レースに使用されそうに見えますが、レーサーレプリカとは違いハンドル位置が高く、シート高さも低く足つきも良いです。シート幅も大きく座り心地もよいです。大きなスクリーンが付いているので、雨風強いのも特徴です。

レプリカタイプ:レース用バイクのレプリカ(複製)です。ハンドル位置も低く、シート幅も小さく、ステップの位置も高めです。攻めるタイプのバイクです。

モトクロスタイプ:軽量コンパクトで、タイヤの溝も深く、悪路走行に強いです。車高は高く、ハンドル位置も高いです。

ビッグスクータータイプ:原付が大きくなったと思うとイメージが付きやすいです。オートマで変速ギアはなく、シフトチェンジが苦手な方でも安心して乗ることが出来ます。シート下のスペースも多く、荷物が沢山詰め込めます。

アメリカンタイプ:変速シフトペダルが車体の前方にあり、ハンドル位置も高く、座って足を延ばしている姿勢で乗ることが出来ます。車高は低く、足つきも良いです。

ビンテージ(オールドルック)タイプ:単気筒や二気筒のバイクが多く、バイクの古さを出したお洒落度の高いバイクです。シートは幅広で、座り心地も良いです。

私は、ツーリングでバイクを交換して乗ることもあったので、全てのタイプにのってツーリングを行いました。乗ったときのメリット・デメリットを初心者にわかるように超簡単に説明します。
ネイキッドタイプ
 

メリット:バランス重視の万能タイプなので、ツーリングで長距離を乗っていても、疲れが少ないです。車体もある程度大きいので、高速走行でのブレも少なく安定しています。椅子に座っているような姿勢で乗るので、視野が広く、高速時の看板や標識などもしっかりと確認することが出来ます。エンジンも4気筒が多く、ギアを入れ替えた時のガタつきも少なく、効率よくエンジンブレーキを使用出来ます。燃費も良いです。高速時のハンドルの手ブレも少ないです。

 

 デメリット:カウルがない分、雨が降ると、バイクと密着している部分以外は濡れる範囲が大きいです。

ツアラータイプ

 メリット:ツーリングをすることを重視して作られたバイクなので、長距離や長時間のっても疲れは少ないです。車体も大きいので高速走行も安定しています。大型カウルが装着されているので、雨が降ってきても、他のタイプのバイクと比較すると、濡れる範囲が少ないのです。燃費がとても良いです。高速時のハンドルの手ブレもありません。
 デメリット:カウルがある分車体が大きいです。

レプリカタイプ
 

メリット:攻めるバイクなので、車体が軽量でハイパワーです。高速時に、追い越しが楽です。高速走行でもハンドルの手ブレがありません。
 デメリット:長距離には不向きです。前傾姿勢での走行になりますので、手首に負担がかかり、長時間乗っていると、手が痺れます。ロングツーリングでは体の疲労感も大きいです。シート幅も狭く、クッション性も低いので、お尻が痛くなります。乗車姿勢が前傾姿勢の為、視野が狭く、悪天候では、高速道路の標識が姿勢を起こさないと良くみえなかったりします。

モトクロスタイプ

 メリット:車高が高い分、視野を広く取ることが出来ます。
 デメリット:高速道路を使用する長距離には不向きです。車体が細く軽量なので、ハンドルの手ブレがありますし、トラックなどに追い抜かれると、ふらつきます。タイヤも細いので、高速道路の緩いカーブでも怖さを感じます。燃料タンクの容量も少なく、走行距離と給油ポイントを考えて走らなければいけません。雨風の影響を受けやすいです。シートも硬く、幅も狭いので、お尻が痛くなります。

ビッグスクータータイプ

 メリット:乗車姿勢を容易に変えることができ、またがるタイプのバイクではないので、長距離ではほとんど疲れません。雨にも強く、足元は他のタイプと比較すると濡れ方には雲泥の差が出ます。シートは幅広でクッション性も高く、お尻が痛くなることもあんまりありません。高速走行時のハンドルの手ブレも少ないです。

 

デメリット:またがるタイプのバイクではないので、バランスが崩れやすいです。段差などで、急にガタついたとき、股の間に車体がないので、踏ん張りがききません。

アメリカンタイプ

 メリット:長距離や長時間乗っても疲れは少ないです。車体は大きく、車高は低いく、タイヤは太いため、高速走行では安定しています。視界も広く、遠くを見ながら走行することも出来ます。

 

デメリット:ステップが車体の前方にあるので、立ってお尻の位置を変えたり、蒸れを解消させることが難しいです。エンジンの特性から、ハンドルへの振動が常にあり、長時間乗っていると、ジンジンと手先がしびれた感じがします。

ビンテージタイプ

 

メリット:長距離・長時間乗っても疲れは少ないです。シート幅も広く、クッション性も高いので、お尻への負担もすくないです。

 

デメリット:単気筒なので、エンジンブレーキが他のタイプと比較すると使いにくいです。ポンポンと2速、ギアを落とすと、下手したらロックします。低速に強い為、高速走行で追い抜きがしにくいです。車体もスリムでタイヤも細めなので、高速走行時にハンドルの手ブレなどがあります。

荷物の収納力

ネイキッドタイプ:缶ジュースが数本入るスペースがあり、ツーリングネットや、防犯ロックなどをいれることが出来ます。ETCも見えないように設置できます。

ツアラータイプ:車体によっては、従来の燃料タンク部分が収納になっているバイクもあります。小さいバッグがはいるほどのスペースがあります。ECTも見えないように設置出来ます。

レプリカタイプ:収納はほとんどありません。

モトクロスタイプ:収納はほとんどありません。

ビッグスクータータイプ:リュックサックが入ったり、ヘルメットを入れるほどのスペースがあります。かなり多くの荷物を入れることが出来ます。

アメリカンタイプ:収納はほとんどありません。

ビンテージタイプ:収納はほとんどありません。

~終わりに~

バイクは趣味の領域です。私個人の意見で言うと、第一印象を強く受けたバイクを購入すべきです。
ABSや防犯システム、路面状況に合わせてモード変更出来るなど、過去では考えられないようなシステムがバイクに組み込まれる時代になりました。
「メンテナンスにお金がかかるよ。」「このバイクは乗りにくいよ。」「○○は壊れやすい。」など、ネットの口コミでも多くあげられますが、気にすることはありません。
超高級車のフェラーリやランボルギーニを買うわけではないんです。年間に数十万維持費がかかり、メンテナンスや修理に数百万かかるわけではないんです。

バイクの維持費やメンテナンス代金なんて、車と比較すると大した金額ではありません。それに国産のバイクは、車体が動かなくなるような壊れ方は、滅多にしません。ちゃんとオイル交換や点検など、手を入れてあげれば長く乗ることが出来ます。

バイクこそ自分の好きな車体を購入するべきなんです。高級車と言われるバイクでも車と比較すると、軽自動車の新車価格くらいの価格で購入できるんです。
乗り方や、使用方法なんかは、自分が合わせればいいんです。レーサーレプリカで長距離走って、手が痺れてもいいんです。モトクロスで給油回数が多くてもいいんです。スクータータイプで山道が遅くてもいいんです。
自分がバイクに合った乗り方をしてあげれば全く問題がありません。
バイクの好み=第一印象だと私は考えます。バイクに搭載されているシステムに惚れこんで乗る人の方がレアですから。
これからバイクを購入する人、免許を取る人は、
是非、自分が気に入った、あこがれたバイクに乗ってください。楽しいバイクライフが待っていますよ。




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