今回は全開のバッテリーの基礎知識に続きまして、バッテリー交換の実践を記載していきたいと思います。バッテリー交換はディラーなどで頼むと、約5万円（バッテリー代を含む）近い金額がかかってしまいます。
が！
自分でやると、バッテリー12014円・メモリーバックアップ794円、合計でなななんと！12808円！かなり節約出来ます。
必要物品
ゴム手袋・スパナ・保護メガネ（私はつけませんでしたが、安全の為に）・ラチェット・プラスドライバー・※メモリーバックアップ
※メモリーバックアップ：バッテリー交換時、バッテリーを外すと時計・オーディオ・ナビゲーションの設定・コンピューターなどがリセットされてしまう場合があります。メモリーバックアップを使用することで、車両に一時的に電源を供給し、車のメモリーを保護します。
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バッテリー確認
エルグランドのボンネットを開けると、右手前にバッテリーがあることが確認出来ます。車のエンジンOFF・ルームランプやライト類も確実に消えている事を確認してください。
メモリーバックアップの準備
今回使用したのはエーモンのメモリーバックアップです。単三電池（1.5V）を6本使用します。ケースを開けて電池をセットします。
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バッテリーの外し方①
バッテリーを固定しているステーを外します。ラチェットを使用して外すと簡単に取り外せます。ステーの先はL字になっており、それを車体にひっかけることでバッテリーを固定しています。その為完全に緩めてしまうとステーが落下する可能性があるので、ある程度、緩めたらステーを下げて左右に回すことでL字部分が外れ、ステーを簡単に取ることが出来ます。
メモリーバックアップの取り付け
バッテリーのターミナルをワニ口クリップで挟みます。この時にクリップのプラス・マイナスを接触しないように注意してください。ショートの原因になります。
①：バッテリーターミナルのプラス側に、メモリーバックアップの赤色の輪にワニ口を挟みます。
②：バッテリーターミナルのマイナス側に、メモリーバックアップの黒色のワニ口を挟みます。
順番を間違えないように！プラス側が先です。
バッテリーの外し方②
ラチェットやスパナを使用して、バッテリーの端子をマイナス側から外します。次にバッテリー端子のプラス側を外します。この時にワニ口クリップは挟んだ状態のまま外します。
バッテリーを外す時は、マイナス側から外します！
外したバッテリーの端子は邪魔にならないような場所に置きましょう。この時プラス側がボディに接触しないように注意してください。エルグランドは配線がコンパクトに設計されている印象があります。上手くバッテリーを引き抜ける位置にずらしましょう。
そこまで出来たら、バッテリーを垂直に引き上げて、取り除きます。重さがありますので落とさないように注意しましょう。
バッテリーの取り付け
新しいバッテリーを垂直にセットします。
①ワニ口クリップを挟んだ状態のプラス側をバッテリーに接続固定します。
②ワニ口クリップを挟んだ状態のマイナス側をバッテリーに接続固定します。
③ワニ口クリップのマイナス側を外します。
④ワニ口クリップのプラス側を外します。
以上で車のメモリーを保護しながらバッテリーの交換が終了になります。
～終わりに～
説明を読んでいると難しそうに感じると思いますが、実際に行ってみると非常に簡単に感じることが出来ると思います。自分の愛車は自分でメンテナンスすることで愛着もわきますし、トラブルが発生した時の対処方法の習得にもつながります。
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか？？