実際にユーザー車検で軽自動車を通してきました。
前回のブログで記載したように、予約時間よりも10分前に到着するように自宅を出発しました。
私が予約したのは8:45です。
福岡県に限らず、朝は非常に混み合いますが、早く行って、早く帰るを目的に、この時間に設定しました。あと、もし車検が通らないというトラブルにあった場合、朝一で車検を行っている方が、対応できるという理由もあります。
〒812-0051
ふくおかけん ふくおかし ひがしく はこざきふとう
福岡県福岡市東区箱崎ふ頭二丁目2番49号
受付
①継続検査申請書・書類の書き方
入口付近に置いているので、取って記入しましょう。無料です!わからなければ受付の方に聞くと書類一式貰えます。記入の仕方は、記入するデスクに見本が置いてありますので、その通りに記入するだけで大丈夫です。
②自動車税
自動車損賠賠償責任保険(自賠責保険):同じ建物の中に、自動車税と自賠責を支払う窓口があります。そこで6600円~8800円の重量税支払い、自賠責保険24か月21140円を支払います。
③検査手数料
書類(上記書類と自動車税納税証明書)と、税金と保険料を支払ったら、検査受付に書類を出し、検査手数料1400円を支払います。
その場で準備
※ホイールキャップがはまっている車は外しておきましょう!マイナスドライバーがあれば、簡単に外せます。ホイールナットがしっかりと止まっているかを確認されますので、忘れずに※
~いざ検査レーンへ(*‘∀‘)~
検査官の指示に従って、言われるがままに、その動作をすればOKです。
「ウインカーをあげてください。」右・左にウインカーが点灯しているかを確認します。
「ハザードを点灯してください。」ハザードが点灯するかを確認します。
「クラクションを鳴らしてください。」クラクションを鳴らしましょう。電子ホーンは車検が通りませんので注意!!よくヤンキーがつけている{ファ~~~~~ン♬}と長めになるホーンです。
「ライトを点灯してハイ・ロービームに点灯してください。」ライトをつけて、前照灯をハイビーム・ロービームに切り替えます。
「ウォーシャー液を出してワイパーを動かしてください。」ウォッシャー液を出してワイパーを動かしましょう。
検査官が車の後ろにまわります。
「ウインカーをあげてください。」右・左にウインカーが点灯しているかを確認します。
「ハザードを点灯してください。」ハザードが点灯するかを確認します。
「ブレーキを踏んだまま、バックギアに入れてください。」ブレーキの点灯とバックギアに入れたときの駐車ランプが点灯しているかを確認されます。
検査官が車の横に来ます。
「シートベルトを着けてください。外してください。」メーターパネルのシートベルト警告灯がきちんと点灯・消灯しているかを確認します。
「車をおりてボンネットを開けてください。」この間に車内の確認を検査官がしますので、言われるがままボンネットを開けましょう。
「車検証の車台番号を確認します。」車検証に記載されている車体番号と、車のフレームに記載されている番号を確認されます。
~機械を使用した検査へ出発~
初めての人は、ハザードをつけていれば、検査官が付き添ってくれるので安心です。
右上に見える電光掲示板に指示が出ますので、検査レーンに侵入の指示がでましたら、運転席側の白線をみながら侵入します。
進入すると正面の電光掲示板に指示が出ます。
前輪を検査台にのせます
スピードメーター検査
スピードメーターがきちんとあっているかを確認されます。「40kmでパッシングしてください。」と指示が出ますのでその通りにパッシングします。OKなら〇。ダメなら✖が表示されます。
※私の経験上、スピードメーターが合わないことは経験したことがありません。
もしダメとなった場合は、メーター交換、または、タイヤのホイールのサイズアップ・ダウンの原因が考えられます。ノーマルの状態に戻して再検査を行いましょう。それでもダメなら整備工場へGO!
ライトの光軸検査
軽自動車のライトの高さや向き、光量が適正かを確認します。運転席側のライト調整のダイヤルがある車両は0に設定しておきましょう。このダイヤルはライトの光軸を下げる機能を持っています。
私の車両は0~5までダイヤルがあるので、5まで回すと、光軸がかなり下がります。
車検で引っかかるのは大体この光軸です。✖になったら、後程検査官に、光軸がどのようにずれていたのかを確認しましょう。
「左に向いているのと、高さがちょっと高いね。」など言われたら、高さと、左右を調整すればOKです。
車体によりけりですが、ボンネットを開けると、ライト周りにあるネジで、高さ、左右差を合わせることが出来ます。立体駐車場などに行って、ライトをロービームに点灯し、壁にライトを当てて、プラスドライバーで右左に回してみましょう。高さが変化したり、左右が変化しますので、調整を行います。
ブレーキ検査
ブレーキがきちんと効くかどうかを確認する検査です。
電光掲示板にフットブレーキを踏んでください。と表示されるので、踏むだけです。問題なければ〇がと表示されます。
次に駐車ブレーキの検査になります。電光掲示板に指示が出ますので、駐車ブレーキを引きます。最近の車は、足で駐車ブレーキとなっているので、駐車ブレーキを踏みましょう。問題なければ〇です。基本止まれば、〇なので引っかかることは、ほとんどありません。
排ガス検査
排気ガスの量が、適正かを確認する検査です。プローブをマフラーに入れて、測定します。検査道具をマフラーに入れるだけでOKです。
足回り検査
リフトに軽自動車をのせて、エンジンを停止。車両がドライバーを乗せたまま上がります。
検査官が声で指示しますので、この時に車内の音楽は消しておきましょう。音楽があると聞き取りにいくです。
「ハンドルを左右に切ってください」:ハンドルの遊びを確認します。ちょっと重たいですが、ハンドルを右・左に軽く連続して回します。
「ハンドルを左にいっぱい切ってください」:軽自動車のシャフトブーツが破れていないかを確認します。
「サイドブレーキを引いてください」:サイドブレーキがきちんと作動しているかを確認します。
「ブレーキを踏んでください」:ブレーキ回りを点検されます。
その後は、カンカン・カンカンと車体の底から音がしますが、ネジに緩みがないか、取り付けに問題がないかを確認しています。
※私の経験上:足回り検査でひっかかったことは一度のみです。スポーツカーでマフラーを変えたときに振動で、マフラーを支えるバンドが緩んでいたので、そこを指摘されました。勿論言われた通り、締めるだけでOKです。
問題がなければリフトダウンして、終了。
~おわりに~
車検は難しく考えなくても、通ることが分かったのではないでしょうか?ノーマルの状態であれば、落ちることはほとんどありません。
検査項目に✖が出ると、また並んで検査を受けなければいけません。その為、検査で引っかかりやすい項目を事前に確認し、整備しておくことが重要です。
ポイント1
:ホイールキャップは自宅で外して検査場へ
ポイント2
:光軸は事前に確認。自宅でも出来ますが、難しい場合はディーラーや整備工場で点検しておきましょう。
ポイント3
:シャフトブーツが破れていないかを確認。確認方法は、車のハンドルを右へいっぱいいっぱい回します。その状態で車外に出て、タイヤの付け根を見ると、ゴムのカバーが見えます。それが破れていたり破損していると、車検は通りません。
シャフトブーツは交換する手間がかかりますし、パーツもメーカー発注になります。破れているのが確認できたら、早めに整備工場・ディーラーで交換しましょう。症状の一つとしては、ハンドルを切った状態でアクセルを踏むと「カッカッカッカ」と車の異音が聞こえます。走りだすと音はしません。そんな音が聞こえたら、シャフトブーツを点検してみてください。
もしもの時や整備、メンテナンスに
くらいは購入しておきましょう。車だけでなく、自転車・バイク・家庭でも使えるので