前回の前半の記事ではツーリングバッグ・グローブについて記載しました。楽しくツーリングを楽しむためには、装備品を整えることが重要です。せっかくツーリングに行ったのにきつかった、雨に濡れて最悪だった!
そんな思い出では、今後行きたくなくなりますよね。
私も看護学生だったころに免許取りたてのメンバーを連れてツーリングに行きましたが、帰路で大雨に降られ、メンバーより『寒かった』『怖かった』『夜の雨で全く見えなかった』『お土産もびしょびしょ』『もう行きたくない』など様々な感想が飛び交ってました。ベテランライダーとしては、装備品を伝達していなかったし、多少の雨は仕方がないと思っていたので、初めてツーリングに参加し、慣れていない人にとっては、恐怖と不快な思い出の1ページになってしまいました。本当に申し訳ないと感じました。
備えあれば患いなしという言葉があるように、完璧とまでは行きませんが、装備品を準備することは大切です。自分は大丈夫ではなく、一緒に行くメンバーの安全や思い出を作るサポートをすることは、経験者ライダーとしては大切です。良きリーダーとしてアドバイス出来るライダーを目指しましょう☆
レインコート
バイク用レインコートは上下別々の物を選択しましょう。ポンチョタイプやコンビニのレインコートはNGです。(ビッグスクータータイプ【バイクにまたがらない】はポンチョでも大丈夫です。下半身はバイクのカウルがあるのである程度は守られます。)
以前ツーリングでコンビニで買えばいいと思い、コンビニレインコートを装着したことがありますが、これが悲惨な結果に!!高速走行で破れます。破れ方としては、かまいたちに切り裂かれたんではないだろうか!?っと思うほどにボロボロになります。他にも重要な問題点として!バイクの熱で簡単に溶けます。間違ってマフラーに接触すると、べっとりとへばりつきますので、注意です!
レインコートはバイク用になるとかなり高価です。私は貧乏性なので、様々なものを使用して思ったのですが、そんなものは必要ありません!!安価で、丈夫、防水・耐水圧も優れており、反射材付き、何より軽量でデザイン性も良く動きやすいものが格安で手に入るんです!夢のような話と思うかもしれませんが本当です!!
作業着で有名なワークマン!ここに行けば、夢のようなレインコートはが手に入ります。プロの職人が使うものが沢山おいてあるので、HPで見るのも良いですし、実際に足を運んで、着てみるのが絶対におすすめ!
作業用と思っている人が多くいるようですが、沢山の商品があり、デザイン性もお洒落なものが多くあります。一見の価値ありです。
https://www.workman.co.jp/
透明なビニール袋
『えっ!?ゴミ袋!!何に使うの??』
っと思う人が多いと思います。用意しておくのは30Lくらいの中型ゴミ袋。折りたたんでおけば、ほとんど邪魔にならないし、スペースも取りません。このゴミ袋の用途は本当に多彩です。
①バイクツーリングで購入したお土産。ツーリング中に雨が降ったとき、シートバッグの中は前回の記事で書いたように、防水撥水加工はしてありますが、100%水の侵入を防げるわけではありません。そこでこのゴミ袋が活用されます。シートバッグの中の貴重品やお土産をゴミ袋の中に入れて、保管するだけで、100%防水になります。激しい雨が降ったときは、『持ってきて良かった!』と思います。
②雨が降ってきたらシートバッグをポンっと中型ゴミ袋に入れて固定すると、バッグ自体が濡れません。ツーリング最中の雨に降られると、旅館やホテルに到着したときにはずぶ濡れになっていることが多々あります。レインコートを着ているので、衣類は比較的、守られているのですが、荷物はびっしょり濡れてます。ポタポタと水滴を垂らしながら荷物を運ぶのは、白い目で見られますし、もちろん、ホテル・旅館側からしたら迷惑です。そこでゴミ袋にいれておくと、ホテル・旅館入り口で取り出し、ゴミ袋は捨ててもいいですし、水を切って、折りたためば再利用出来ます。荷物はほとんど濡れないので『持ってきて良かった!!』と思います。
③手袋や、レインコートなど、濡れた装備品をゴミ袋にポンと入れます。ホテル・旅館に付いたら、風呂場などで取り出し、水気を払ってから、干しておけば翌日には乾いています。バイク乗りは、ホテルや旅館で煙たがられることも多々あります。こうした最低限のマナーをもつことで、バイク乗りのイメージも変わります。
『持ってきて良かった!!!』ゴミ袋を是非活用して、楽しいツーリングをしましょう!
サイドバッグ
ロングツーリングは、距離を走るので、体に預ける荷物は極力少なくしたほうがいいです。リュックサックなどを背負ってバイクに乗っている人をたまに見かけますが、背中に背負うのと背負わないのでは、疲労度が全く違います。一日300Kmくらい走ると、リュックサックが肩に食い込み、赤くなったり、荷物の量によっては内出血したりすることもあります。それにお土産が入ると・・・ 恐怖です・・・
私の友人は、荷物の重さに耐えられず、クロネコで荷物を送りました。そのくらい負担になるものなので、なるべく身に着けるものは少なくすることがポイントです!
でも、オジサンライダーみたいな箱をつけたくない。荷物が多いとダサい。っと思う若者ライダーは沢山いると思います。私もそのうちの一人でした。皆さんの気持ちは痛いほどわかります。年を取っていくと、見た目より機能性に目が行くので、箱だろうが、バッグだろうが気にならなくなります。そこまで待てない!でも、負担は少なくしたい!!
そんな方にはスリムなサイドバッグがおすすめです。購入するまで、私もサイドバッグはダサいっと思う派でしたが、スリムタイプで且つ、バイクの色に合わせると、さほど違和感を感じません。
サイドバッグの装着は、シート下に挟むだけ。たったこれだけで12L~18L積載量を増やすことが出来ます。